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三日月クラシック | ルドルフ・ヌレエフの極めて個人的なファンブログ(だった)。非常に申し訳ないけど大体リンク切れ

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Posted by ミナモト on  | 

この偉大な世界は永遠に回転するか

Colum McCann作、Let The Great World Spinの邦訳「世界を回せ」を読みました。
上巻がすごく面白くて、下巻が届くまで一日千秋の思いで何も手につかなくてとても困った。
クレアの章がお気に入りだったので、下巻の展開には胸が熱くなりましたぜ。
この人の書く女性はみんな地に足をつけて生きてる感じがするのに、
男性陣は大体ふわふわしてる気がするな。ヌレエフもふわふわ系かな。(笑)

(写真を撮ったのがタグの人だっていうのはわかったんだけど、
イーサウェストが他の章とどう関連があるのか解らない。
未来のコンピューター社会とテロと戦争を暗示してるだけで、直接他の章とは繋がらないのかな)


文体とか形式とか、ゾリよりもこっちの方がDancerに近いみたいです。原文見てないからわからんけど。
ちゃんと訳したらこうなるのかなって感じで、かなり参考になりました。
ていうか、そういうの関係なくマッキャン作品面白いです。
ゾリも世界を回せも、ストーリーも人物もみんな好きになれたので、
Dancerのことも、ヌレエフを描いた小説ってだけでなく大好きになれると思います。
(まーだ読んでねーのかよというツッコミをお待ちしてます)
他の作品も邦訳されないかなあ。最近新作が出たそうなのでそれも気になる。
ちなみにマッキャンは、ヌレエフ本人は実は結構どうでもよくて
彼の周囲の市井の人々により関心があるそうです。ふはは。
その割にはヌレエフの一人語りパートが多い気がするけど。

公式サイトのインタビューによりますと、
幼いころ荒れた家庭で育ったマッキャンの友人が、
家にはじめてやってきたテレビに、はじめてうつったヌレエフに恋してしまい
そして30年たった今もなお、やっぱりヌレエフの虜のままであるというエピソードが
小説のインスピレーションの素となっているとのこと。

ヌレエフが活躍を始めた時代は、家庭にテレビが普及してきた時代とだいたい重なっています。
テレビ出演やバレエの映像化により、劇場に足を運ぶ機会のない人にもバレエに触れるきっかけが生まれ、
新たなファン層の開拓に繋がりました。
もうじきアデューしてしまうオペラ座のエトワール、アニエス・ルテステュも
ダンサーを志したきっかけは、子供のころテレビでヌレエフとフォンテインの白鳥を見たことなのです。

世界は広がる。世界は回る。
私もそうして生まれた小さなファンの一人であり、
だからきっとDancerは、私のための小説なんです。
(すごい思い込みだ)


「世界を回せ」、帯に映画化の話が書いてあったので調べてみたら
……なんか2009年の記事が出てきた。監督がやたら忙しそうな上続報らしきものもないんだけど、
実現は一体いつになるのだろうか。
 

 
 
 
今回の記事やこないだの記事と関係あるようで全く関係ないんですが
先日、自分が「シュガーダディ」という言葉の意味を
かなり長いこと勘違いしていたことに気付いて愕然としました。
……ママに内緒でお小遣いくれるようなデレ甘パパのことじゃなくて、
デートやホテルを期待してお小遣いくれる方のパパのことだったのか!!!
要するに私の原則血縁限定の親馬鹿・ファザコン萌え属性とは、なんの関係もない言葉なわけですね。
なんてこった。
ていうか、うっかり人前で「シュガーダディって憧れるよね!」とか言わなくて本当によかったです。マジで。
Category : バレエ雑記
Posted by ミナモト on  | 0 comments 

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